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ごった煮ホームページ「風待ちSOUNDTRACK」
その日記帳です。

とはいえ、更新はゆっくり。
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「おばあちゃんの想い出」(2011.4.記述)



おばあちゃんは、あまり知らない人と結婚したんだそうだ。

お見合いの写真を見たとき、
「軍服着てるのが、なんかいやだった」らしい。


やっとまともな生活ができるようになったとき、
その人は「やりたいことはやりなさい」と背中を押してくれたそうだ。


おばあちゃんは絵を描きはじめた。



何枚も何枚も描いた。
お教室、にも通わせてくれた。

ずっとずっと何枚も描いた。


今でも、
おじいちゃんのお部屋に、それはたくさんある。

押入れにも、もちろん壁にも。



おばあちゃんは、私が高校生のときにひとり暮らしになった。


本やカメラ、音楽器。

おじいちゃんの部屋のいくらかを整理をしたけれど、
数枚の絵は飾ったまま。


「音が大きくてうるさい」なんて言っても、
おじいちゃんが初給料で買ったという時計も、そのまま。



別に「好きなことはしなさい」なんていう
わかりやすい教訓譚ではなく。


ただ、想い出話。

おばあちゃんは、本当におじいちゃんのことが好きだったんだなって思った
ある日の夕暮れ30分間。



それは、おばあちゃんと一緒にお留守番していたときのこと。 

私のお土産の甘いチョコレートケーキをゆっくり食べながら、してくれたおはなし。


「おばあちゃんの想い出」

 

あと、他にもいろいろ暴露話を聞いたんですが(笑)。


「あー、ほんとうほんとう」と始終おばあちゃんがニヤリとしていた。

すごいな、「おおらかな時代」って。

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